ガールズ&パンツァー W号戦車D型 新パッケージ
プラッツのガールズ&パンツァー W号戦車D型が新パッケージになりました。
新パッケージになって90%以上新金型との事です。
90%以上新金型との事ですので、そのまま素組みで作ってみました。
以前に比べるとパーツ点数が半分以下になっています。かなり一体化されています。
相変わらず設計図は組み上げたときの図が無いので分かりにくいです。
塗装は旧パッケージの時と同じく、全体を黒サフェーサーで吹いて、ボディーはMS09グレー、転輪はニュートラルグレー、
履帯や小物に黒鉄色、レッドブラウン、テールランプにレッド。
前回はあまり影を入れずにアニメっぽくしましたが、今回は少し影を多めに残してみました。
新設計なのにガッカリな部分が多数有りました。
まず、設計図が間違っている。
A16とA17が左右逆です。A16の隣にコックが有るから付きません。
車体後部のマーカーを両側削ると有りますが右側のみ削ります。
車体後部のコックも切り落とすなら最初からコック無しのパーツにして欲しい。
一番ガッカリしたのは転輪が治していない所、アニメは6本スポークなのに8本スポークのままです。
何の為に90%の金型を作り直したのでしょう?
次に新設計なのに間違っている部分。
砲塔右側のリベットの数が違っています。
設定図では左右リベットは三角形になるように3個のリベットです。
でも右側は異なっています。
車体後部のワイヤーを巻くL字の位置とモールドが違っています。
何の為に新設計したのでしょうか? 1/72のH仕様の時も書きましたがプラッツの設計者は
設定書や作成レビューを見ていないのでしょうか?
改版されている点。
文句ばかり書いていますが、治っている所も多数有ります。
砲塔後部の丸ハッチが左右対称になっています。
履帯のスペアが付きました。
パーツ点数を減らして初心者でも作れるようになっています。
しかし、それに伴い手摺やフック等が一体化されて、モールドが甘くなりました。
タミヤ等の様に作りやすくなったけど、その分細かい部分の作り込みを捨てたって所ですね。
(「六」が新パッケージ、「あんこう」が旧パッケージ改)
車体左側の梯子もプラスチックになって作り易くなりましたが、エッチングパーツの細かさが無くなっています。
機銃も固定になっています。旧パッケージは内部の銃まで再現されていますが、新パッケージは先っぽのみ。
キューポラもパーツ点数が減り、円形枠が閉じた状態でしか作れません。
色々書きましたが、旧パッケージの場合はガルパン仕様にする為に3個のキットから部品を取って作りました。
新パッケージは砲塔のリベットの数だけ修正すれば、ガルパン仕様になります。
W号D型 新パッケージ版 完成
W号D型 新パッケージ版と旧パッケージ改の比較
「六」が新パッケージ、「あんこう」が旧パッケージ改を並べてみると結構違いが有ります。