マッハGoGoGo


 2017/8/25 アオシマのマッハ号が売っていた。最初はスルーしようと思った。

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 しかし、マッハGoGoGoが50周年記念でのキットということで買ってみました。5000円と高いですが1/24のキットとしてはパーツが多いです。

 子供の頃はよくマッハ号の模型を作ったと思い出します。小学生の頃は3,4個くらい作ったと思う。

 10歳年上の知人はマッハGoGoGoを見ていなかったと言い、2歳下の知人は模型を作った事が無いと言いました。

 実ははマッハGoGoGoのファン層は狭いのかな?

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 買ってみて2000年にアオシマから発売されたキットの再販と分かった。もう17年前のキットなんですね。

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 でも、当時には無かったベルトタイヤ装着が出来るようになっているとの事です。

 思ったより薄いシリコン製のラバーで装着しても、タイヤ径が大きくならない様に出来ています。

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 流石に50年前ではネットでも殆どデーが無いのだけどムック本が付いていて、貴重な資料が手に入ります。

 このキットを買って気がついた事、マッハ号って2駆のFRなんだ。

 勝手にレーシングカーだからMRで、ベルトタイヤで走るから4駆だと思っていた。

 確かに子供とサルが入るトランクルームが有るから、後部にエンジンは無いよね。

 それに50年前のレーシングカーは2駆が普通だよね。

 そんな事から色々このキットを作っていて謎な設計がされていると思ったので、ちょっと書いてみることにします。


 2017/8/27 作り出してみると結構ボディーに引けが有る。

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 せっかくの流麗なボディーなので、パテ盛っては削るを繰り返す。

 最近のBANDAIのキットを作っていたせいで忘れていたが、昔のキットは引けが有るのが

 当たり前だったと思い出しました。アオシマのキットは昔ながらの硬いプラスチックです。

 きっとこのプラはエナメル系の墨入れしても割れないのでしょう。

 BANDAIのキットは柔らかいから材質が違うのでしょうね。

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 ボディーの色もマッハ号の下側って青いイメージだったんですけど、ムック本を見ると紫色をしている。

 説明書にはすみれ色と書かれている。確かにランナーもすみれ色で、青っぽい。

 だけどマッハ号の下側とはちょっと違うので、ガンダムカラー09とミディアムブルーを4:1くらいで塗料を作る事に。

 なかなかいい感じの色が出来ました。

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 アッパーボディーの一部に室内内装が設計されています。BANDAIの様に色プラで別体になっていません。

 マスキングして色分けして塗ります。

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 また、普通の車のキットと違い、シャーシとボディー下部が一体になっています。

 コクピットもバスタブ形状になっていないでボディー下部がコクピットになっています。

 50年前のレースカーならモノコックのパイプフレームではないのかな。

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 ドアの内側のパーツも左右貼り合わせのパーツになっていますが、ドアの外側に面する部品にもモールドが彫って有ります。

 この部分もボディーを載せると見えなくなってしまいます。何でわざわざ2枚貼り付けて更に見えない部分にモールドが有る

 のでしょうか? クリアボディー版を作るつもりだったのでしょうか?

 また、最初ボディー下部の区切りで赤い部分を塗ればいいと思っていたけど、ボディー上部をあわせると室内のシートの後ろの

 部分が黒く出っ張っている。(9行上の写真と見比べてください。)

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 赤い部分は、リア側に5mmくらい後ろまで塗らなければならないので再塗装。


 2017/9/3 フロントのライトの上側のパーツですが、せっかくモール度が彫ってありますが、

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 ボディーに着けると見えなくなってしまいます。何でかなぁ。やはりクリアボディー版を作るつもりだったのでしょうか?

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 エンジンも設定書はキャブが横向きの8個なのに、上向きで12個あります。設定書は直8か水平対向エンジンみたいだけど、

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 キットはV型12気筒エンジンになっています。何で設定通りにしなかったのでしょうか?


 2017/9/5 オートジャッキが伸び縮み出来る様にになっています。

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 しかし、クリアランス0で、きつきつで引っ張り出せません。

 削ったら自重に耐えられず、ジャッキアップ出来なくなってしまいました。

 何で今時のキットでポリキャップを使ってくれないのでしょうか?


 2017/9/8 内装組み立て

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 内装組み立てようと思ってシートを置いてみると、シートの前側に穴ぼことエキマニが見える。

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 裏側の触媒パーツのモールドが凹んでいる部分が室内に見えてしまっているのです。

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 仕方ないので、プラ版を切り出しシートの前に貼り付ける様にしました。

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 ボディ下部の組み立てです。説明書にはエンジン内にパイプや配線をする様に書かれていますが

 パイプの長さの指示が短くエンジン下部まで届きません。

 リア部のメカはボンベ等が付いていて、水中やオートジャッキの時に使うメカなのだろうと思いますが、

 このメカが有るとトランクルームのスペースが無くなってしまいます。トランクは何処に行った?

 せっかく組み付けたリア部のメカはリア上部のボディーを着けると全く見えなくなってしまいます。

 何の為に組み付けているのでしょう? 潜望鏡のパーツの為にしては無駄過ぎます。

 やはりクリアボディーやカットモデル用をリリースする予定なのかな? クリアボディーやカットモデルとしての

 パーツとしては隙間が開き過ぎだと思いますけど。

 エンジン前にサスペンションが有ります。設定書には無いパーツです。

 現代のレースカーをイメージで設計しているという事でしょうかね。


 2017/9/10 外装取り付け

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 フロントカウルの取り付けです。フロントカウルはステアリングとカッター(電動のこぎり)と

 ロアカウルを同時に着けなければならない構造になっています。

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 フロントカウルの上側が開いてエンジンが見える構造に

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 カッターはスライドして出てくるようになっています。引っ込めた状態でも少し歯が出ています。

 この出ている歯がカウルを開けた場合にロアカウルに当たってしまい紫の塗装を削ってしまいます。


 2017/9/13 リアサスペンション外装取り付け

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 マッハ号のリアサスペンションは板バネなんですね。このサスペンションで飛び跳ねてレースするのは凄いね。

 リアカウルの内側にメカを積んだのに、リアデフ周りには何も有りません。

 水中走行の為に、気密を保たせるための構造でしょうか?でもエンジンは水に浸かっちゃうのね。

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 インテリアの組み立てです。メーターパネルやシフトの付け根がエッチングパーツになっています。

 マッハ号のエンジンはフロントに搭載しているのに、リアのダクトは何に使うのでしょう?

 ブレーキの冷却用でしょうか?

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 潜望鏡が出てくる様になっています。ピンがデフの側から出ます。

 下側に飛び出ないギリギリの設計になっています。


 2017/9/15 リアのクリア塗装

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 カッターが当たって紫色が削れてしまったので、紫を再塗装です。

 普通の車のキットと違ってボディーとシャーシが一体なので、シャーシ部を全部マスキングしないとクリアが吹けません。

 紫のパーツは先にクリアまで吹いておけば良かった。

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 今回この水溶性の接着剤が活躍しています。クリアパーツは勿論の事、カウルの上下張り合わせで接着剤がはみ出てほしくない所等に

 使っています。はみ出てもプラスチックを侵さないので、はみ出て直ぐならふき取れます。

 鍍金のパーツの貼り合せにも、鍍金部を削らないで接着が出来ます。

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 スクリューってテールランプの部分から出てくるんですね。

 せっかくスクリュー用のパーツが有るのだから、テールランプの部分を差し替えでスクリュー有りと無しが出来るようにして欲しかった。


 2017/9/17 ギズモ号とボディのクリア塗装

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 ギズモ号と翼の塗装です。昔のキットはギズモ号がスプリングで飛ぶようになっていた事を思い出します。

 2倍くらい大きく、ボンネットに発射台が付いていて、遊ぶとギズモ号が無くなってしまったねぇ。

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 デカールを貼ってクリア塗装です。ボンネットの赤いラインがコクピット側まで入るようになっているので、

 貼った後でカッターで切る必要が有ります。

 ボンネットの赤いラインは細く長いので、位置合わせするのが難しいです。ドア横のDもドアがかなりの3D曲面になっているので

 マークソフターを使わないと綺麗に貼れません。

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 白いボディーにクリアを吹いたらゴミが目立つ。ゴミを削り落として再度塗装。やり直しを5回やって何とか綺麗に出来ました。

 クリアが厚くなったのでボンネットやギズモ号のハッチやカメラカバーをカッターで溝を掘りなおして開くようにしてます。

 フロントスクリーンの貼り付けは、ハードトップを乗せた状態で位置合わせをしながら水溶性接着剤で接着しています。

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 ライトカバーも水溶性接着剤で接着です。

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 パッと見そんなに色を使っていない様に見えるけど、12色使っています。

 ボディ上面は白、ボディ下面はガンダムカラー09とミディアムブルーを4:1くらい。

 シャーシはつや消し黒。ステアリングはレッドブラウン。

 シートはRLM23レッド(シャアザクに使った赤)を基本色として小豆色で影吹き。

 ライトカバーはクリアイエロー、テールランプはクリアレッド。

 エンジンは黒鉄色、金色、銀色。


 2017/9/18 完成です。

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 ・ハッチオープン

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 フロントカウル、ギズモ号のハッチ、水中カメラといろいろ開いてかっこいいです。

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 ドアとリアカウルとトランクも開くと良かったのにね。


 ・エンジン

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 この低さでV12気筒って、何ccのエンジンなのでしょう?


 ・コクピット

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 室内ミラーがモニターになっていて、当時としてはかなり先進的な考え方だったのでしょう。

 リアビュー

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 ナンバープレートがエッチングパーツになっています。


 クリックすると大きく表示します。 ボタンはA〜Gまでかと思っていたら、Hもありました。

 初期設定とは名称が違っているボタンもあるんですね。

 水中ではエンジンにも空気を送ると書いてある。ちゃんと考えているんですね。

 A、AUTO JYACK

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 B、BELT TIRE

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 組み立ててしまうと、リアタイヤは後からベルトタイヤが装着出来ないので、履くのをやめました。

 C、CUTTER

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 D、DEFENCER

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 設定書は考えられてます。ヘッドレストが後退するんですね。ハードトップ部は格納するスペースがあるのかな?

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 キットはそこまで再現されていません。水中カメラが有るから後退する機能は付けられないのでしょう。

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 ハードトップは接着せずに乗せているだけ。

 E、EVENING EYE

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 設計図にはライトをクリアイエローと書かれていましたが、アニメを見るとライトカバーが黄色い様なので

 ライトカバーをクリアイエローで吹いています。

 F、FROGGER

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 スクリューは陸走行と水中走行の選択式なので、着けませんでした。

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 翼は脱着式なのに、何でスクリューも脱着式にしてくれなかったのでしょう。

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 水中カメラも設定書だと下側も丸い形状のカバーなのに、キットは四角い。

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 設定書を見ないで設計しているのでしょうか?

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 G、GIZMO

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 ギズモ号が自宅に帰るHボタンが有るんですね。

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 ギズモ号も格納時は羽を閉じている設定になっているのに、開いたままです。

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 羽を開いている版と閉じている版の2種類のギズモ号を付けて欲しかった。


 色々文句を書きましたが、フォルムは綺麗でスタイルは忠実に再現されていてカッコいいです。

 惜しむらくはせっかくの50周年記念で5000円もするのですから、17年も前のキットの金型で無く、

 細部の再現性を設定に基づいて見直をした新設計の金型にして欲しかったです。


2017/9/16 更新

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