サイクロン号が欲しくなった。
製作過程 The First-6
とうとう6ページ目になってしまった。
昨年夏くらいは6ページ目は最終ページになって完成写真が載ると思っていました。
もっとも当初の完成予定は1年前くらいだったのですけど。
2009/02/21
・リア周りの情報もいただきました。停滞気味の本ページの更新ネタとして少し書きます。
以前に「ナンバーが着いていないのは訳が有る?」にも書きましたが、リア周りもかなり加工が必要です。
リアカウルはマフラー脇にナンバーステーが回り込んでいて、実は開口部がかなり広いです。
ノーマルの防熱板もかなり長くブレーキランプ下まで飛び出ています。
本物のサイクロン号です。
本物のサイクロン号はマジカルレーシングのカウルの開口部を削っていないようです。
リアのフレームをスッポリ包み込んでいて、ナンバーステーのパーツが取り付けられません。
ナンバーステーを付けるには、マフラーを止めている辺りの開口部を削るしかありません。
ちょっと見難いけれど、ノーマルの防熱板の代わりに黒いプラスチックの板が内側に見えます。
ノーマルの防熱板を切り取り、上方へ曲げているのかも知れませんが、黒いプラスチックに見える。
マジカルのカウルとリアフレームです。
この状態でマジカルレーシングのカウルを広げて被せています。
リアフレームのゴムブッシュ部が邪魔でこのままでは、これ以上は入りません。
本物のサイクロン号はここを切り落としたのでしょうね。切るとノーマルに戻せなくなるので考え中。
ブッシュの前後に有るネジ穴がナンバーステーのパーツが付く穴です。
ちゃんと取り付けるとここまでスッポリ被りナンバーステーが付きません。
防熱板は赤マジックで斜線を書いた部分くらいは切り落とさないと、出っ張ってカッコ悪いです。
リアカウルを付けるとリアフレームがスッポリ被さります。
マジカルレーシングのリアカウルにはバッテリーの取り付け部が無いので、現状ぶら下がってます。
また、リアカウルには小物入れなど無いので、車検証や工具を仕舞う所が有りません。
サイクロンの写真を撮った時のモーターサイクルショーで見たCBR。
他のメーカーのシングルシートです。モリワキのマフラーが付いています。
ブッシュ部を切らないで付く程、開口部が広いです。というかブッシュ部を利用してカウルを載せています。
黒い四角いバッテリーホルダーが付いています。本物のサイクロン号はビニールに包んであった(?)。
テールの先が跳ね上がっていてブレーキランプとマフラーとの距離があります。
・フェンダーレスキット
フェンダーレスキットも調べてみました。最初の頃、下記のページは参考になりました。
http://www.takach.net/cbr_custom1.html
ステーの軸が細く、チタンマフラーが良く見えるタイプ。
しかし、ウインカーがステーの取り付け部に付くので、マジカルレーシングのカウルだと当たってしまいます。
ウインカーが下に有るタイプ。
カーボンの板なので取り付け部の隙間が少なくて済みます。金属で無いので曲げ加工が出来ないので
リアカウルをきちんと削らないと付けられません。カーボンなので値段が高いです。
ざっと最低でもこれくらいの加工が必要なのです。(更にタンデムステップを付ける為の加工が必要です。)
元々レーシングカウルは補器類を付け事を考えていませんからね。
本物のサイクロン号はここまでして補器類を付ける必要は有りませんから、タンデムステップを付けて
演出上必要な二人乗りする為の加工を選んだのでしょう。
2009/02/28
・ウインカーを買いなおしに行ってきました。
何件か周りましたが、武川のエアロウインカーは置いてありませんでした。
しかし、そっくりなのを見つけたので購入。
武川のをネットで買うのより500円くらい高かったが通販だと受け取りが面倒なので買っちゃいました。
裏面に「類似品、コピー品にご注意ください。」と書かれている。
どうみても武川のとそっくり。どっちかが真似たか、OEM品なのでしょう。
こっちは武川のエアロウインカー。
中の電球はオレンジなのでポジション灯に変える予定。
2009/03/14
・やっとやる気になってくれました。
ライトの穴が開きました。一発でほぼ希望通りの形で抜かれていてちょっと感動。
テールランプも埋め込まれていました。ノーマルのライトは湾曲しているので
下側が空いてしまいます。でも、ここから放熱出きるのでメッシュを張ってもらうことにしました。
シートレールのブッシュの有る出っ張りをカウルで被せる事も出来ますが、前側が浮いてしまうので
やはり加工しないとダメです。また、シート下もフレームとカウルの間が空くのでスペーサーか
何かを入れないとダメみたいです。
タンクは既にサフェーサーが噴いて有りました。ライトの穴が開いただけでカッコイイ。
2009/03/22
・OH羆マーク
狂鮟鱇さんにOH羆マークのスペシャルデカールを作っていただきました。
良い機会なのでスポンサードシールについて、少々書きます。
スポンサードシールについて調べたのは、本企画当初構成パーツを調べた時なので既に1年以上も前の事です。
MORIWAKIはマフラー、BRIDGESTONEはタイヤ、MRacingはカウル、JBはホイール、PIAAはライト、
PLUSμはブレーキディスク、BlightLogicはサイクロン号作成会社。
PLUSμ脇に有るだけ○マークが分からない。DVDや写真集を見ても潰れていて何と書かれているか不明。
唯一分かったのは本企画の元になったポスター。
MOTOで検索するとバイク関係だけでも物凄く、出てきて絞り込めない。
数週間検索しまくったが、分からず会社でバイクのレースに出ている人に聞いてみた。
知らないマークだと言われて、諦めかかっていたが外周にhttp://www.motoと書かれているのではないかと教えてもらった。
しかし、http://www.motoで引っかかるのは歌手の佐野元春氏のページばかり。
途方に暮れかかっていたが、ドメイン名が違うのではないかと気づきドメインを変えて検索。
ついに引っかかった。GPライダーの辻本 聡 氏のページであった。
しかし、既にページ廃止されていてリンクとして書かれている物しかない。
そのリンクが書かれているページを辿って、最初に見つけたのは走行会のライディング時のつなぎの背中に
張ってある写真2枚のみ。長かったが全て謎が解けた。
このマークは会社のマークでもあったが会社自体も既に無くなっており見つけるのが困難でした。
このマークを通じて狂鮟鱇さんと情報共有するようになりました。
で、何故狂鮟鱇さんがOH羆のデカールを作ってくれたかというとサイクロン号のロアカウルに貼られている
シールはレースマシンと同じくスポンサーの宣伝の為なので、本サイクロン作成に関して使用していない
メーカーのシールは貼らずに別な物にしようと思っているからです。
辻本氏のマークは何故付いているか不明ですが、私にスポンサーしてくれるわけでは無いので
私のHPアドレスを書いたマークを作成してに変更しようと思っている。
と以前話したのを覚えていて下さって作ってくれたのでした。ありがとうございます。
いやー、やはりセンスが違いますねー。早速OH羆マーク変更。
(狂鮟鱇さんあくまでHIGUMAなのでちっと手を入れさせてもらいました)
その他ではBlightLogicはサイクロン号の作成会社で今回の作成には関係無いので、バイクやパーツの入手から
加工一切を引き受けてくれているバイク屋に、PLUSμはブレーキディスクですが、写真を見る限りノーマルの
ディスクを赤くしただけに見えるのでカウルの加工と塗装をやってくれている塗装屋にディスクも赤く塗って
もらう事にしているので、塗装屋にしようと思っています。
この辺の変更は公道も走れるサイクロン号を作っているので差別化の一環としてます。
・トランスキット
狂鮟鱇さんのサイクロン号がついに完成しました。
いろいろ情報交換したお礼にトランスキットをいただきました。m(_ _)m
説明用のDVDまで付いていて感動です。
ジャンク用としてもう1台分作れそうなくらい入ってました。OH羆サイクロンが作れるといいのですが、ノーマルの
2005型CBR1000RRのキットは1台しか無いので、2007型の600のキット探してみようかな。
このキット持って、加工屋さんに行ってこんな風にライト周り加工してって言おうかな。
2009/04/11
進捗を聞いたらちっとも進んで無いらしい。加工屋は引っ越した先が手狭で5月にまた越すらしい。
暇つぶしにバイク屋に行ったらオークションで落としたバイクが入荷していた。
その中に変わったミラーの付いているバイクが有った。
おっ、これは狂鮟鱇さんのページに有ったイクサリオンと同じミラーではないか?。
バイク屋の社長にサイクロンのアッパーカウルに穴開けてミラー付けたくないからこんなミラーがハンドル周りに
付けたいと話したら、ゴソゴソと取り出してきた。
こっちの方が黒くて目立たないしカーボンでカッコイイ。
今度、加工屋に行ったら着きそうか、見てみることにして貸してもらった。
でも、これだと後方視界は殆どが無いだろうし、車検は通らないかも知れないしなー。悩む所だ。
2009/04/24
狂鮟鱇さんからイクサリオンのミラーの写真を貰いました。
メーターのステーに加工して着いてます。てっきりカウルに着いているんだと思ってました。
これならサイクロンのライトにも当たらないぽい。
でも後方は見えないなー。車検通るのかなー。
2009/04/26
またも、新しい人からメールをいただきました。
なんと2006年型CBR1000RRに2005年型のマジカルカウルをつけていると言う凄い方です。
綺麗に出来ている写真をいただきましたが、掲載できないのが残念です。
ミラーの情報をいただきました。イクサイオン形式では車検は通らないでしょうとの事です。
ご自分のバイクにはFARのウィンカーミラーを付けているとの事ですので参考にさせていただきます。
2009/05/08
狂鮟鱇さんからいただいたサイクロンを作りました。
作ってみると狂鮟鱇さんの凄さが分かります。キットとして出来ているのに作るのに2週間以上かかりました。(GWがパー)
狂鮟鱇さんのと比べるとまだまだ手抜きって感じでガッカリします。
あれを1から作っているのですから、45500円は安いでしょう。
1/1の方は加工屋さんが引越し終わったらしいので、来週から再始動でしょう。
2009/05/16
加工屋に行ったが本格作業は来週からのようでした。
1/1を作っている方が他にもいらっしゃるので、シールのサイズを測ってみました。
JB 9.8cm、MRacing 17.8cm、PIAA 5.8cm、MORIWAKI 24cm。
JBはホイール、MRacingはカウル、PIAAはライトを買うと付いてきます。
MORIWAKIはネットで買えます。(送料など入れると高いので、カーショップで売っているなら、そちらで買いましょう)
2009/05/17
狂鮟鱇さんからいただいたジャンクからHIGUMAサイクロンを作りました。
2台目の作成で加工の注意点が分かっていて、こちらの方が出来が良くなってしまって、ミラーやウインカーやナンバーを
着けようと思っていたのだが、フォルムを壊したくなくてシールのみHIGUMAにしました。
2009/05/21
狂鮟鱇さんと1/1のサイズのステッカーの情報をやりとりしていて、アイロンプリントをいただきました。
有難うございます。m(_ _)m
2009/05/22
やっと加工再開です。やりだすと問題山積。
カウルのフィッティングと言うことでロアカウルまで着いています。
シートとタンクが当たって塗装が削れてしまうので調整が必要です。
フレームに固定するボルト穴を開けなければなりませんが、微妙に合いません。スペーサーや長穴加工が必要。
シートフレームとカウルの間にスペースが出来ているので、スペーサーが必要。
スペーサーが当たらない部分がかまぼこ状に盛り上がっているので、座ると割れてしまいそうなので補強することに。
タンデムステップを外してフィッティングを様子見。
タンクのサイドカウルとシートを合わせると、フェンダーレスキットを取り付けるボルトが見える。
ここは隠すようにシートカウルを被せるより、そのままにしてフェンダーレスキットを取り付けた方が良さげです。
アルミの網。加工屋さんはあっさり入手。やはり餅は餅屋ということですね。
2009/05/23
・またもや新たな人から情報をいただきました。モーターサイクルショーの時の写真をいただきました。
当時私は会場に行けなかったのですが、知人に沢山写真を撮ってもらったのと、ほぼ同じアングルで撮られていますので、
もしかしたら私の知人と会っていたかも知れませんね。
・先日のCBR1000RRの方からシートの加工情報を教えていただきました。
試走してカウルの弱そうな所も補強しているとの事ですので、参考にさせていただきます。
先日、狂鮟鱇さんからいただいたアイロンプリントを革ジャンにプリントしてみました。
いただいた瞬間にニセライダーを目指す私としてはやるっきゃないと思ったのですが、革地に着くか不明だったのでためらっていました。
狂鮟鱇さんから一応革にも着くとの事(圧がかなり必要。剥げるかも知れない。)だったのでやっちゃいました。
最初は裏地で実験。
いけそうだったので、胸元へ。
以前、革ジャン購入時にTHE FIRSTの黄川田氏が着ていた物には、胸元に何かのマークのステッチが入っていたのですが、
買った物には何も着いていなかったので、これ幸いと変わりにショッカーマークをプリントすることに。
これは黄川田氏が着ていた物。
で、これが本命。ショッカーライダーの証。
ちょっとプリントに慣れていない事もあり、歪んでいる所もありますが、超カッコイイ。
2009/05/28
・アイロンプリントはかなり評判が有るようです。さすが狂鮟鱇さんセンスが違いますね。
一応、私のやった手順を書いておきます。
狂鮟鱇さんからのメールで、メーカーからの返答は
革の場合は圧力がないとはがれてきますので、家庭アイロンでは出来ないかと思います。
すみませんが機械使用時の圧力のデータはございません。 |
との事です。もし、革にアイロンプリントする場合は、着かない可能性が有りますので、ご自分の責任でやってください。
狂鮟鱇さんに教えていだいたアイロンプリントの参考ページ。http://www18.ocn.ne.jp/~minobito/Iron.html
手順。
1.なるべく平らになるように週間マンガ誌を敷く。
2.アイロンの温度を高の下(6段階の5番目の温度)にしてみました。
3.布(B.V.D.の下着シャツ使用)を一枚敷いてアイロンの先でゴシゴシ。位置がずれないように注意する。
革を痛めないようにプリント部分だけをアイロンの先で押し付ける感じでやりました。
4.着いたか確認して、布を取って直にフイルムの上からまたもやゴシゴシ。
5.フイルムからプリントが浮いてきて簡単に剥がれる。
6.ここで駄目押しをすると伸びてしまいます。(裏地のマークと文字の向かって右側が...)
フイルムからプリントが浮いた状態で擦るとフイルムがずれて、溶けたプリントが伸びてしまいます。
また、プリントに直にアイロンが触ると溶けますので、注意しましょう。
7.白と赤は簡単に着きました。
8.金色は手順4.の時点で、フイルムに着いて来るみたいだったので、もう一度布の上からゴシゴシ。
9.冷えるのを待つ。
10.冷えてからフイルムの上からゴシゴシ。
11.またも冷えるのを待ってからフイルムを剥がす。
12.綺麗に剥がれたら駄目押し。フイルムが動かないように固定しつつ、アイロンの先でピンポイントに押す。
フイルムから離れているので、伸ばすとずれてしまうので、圧と熱で革地に溶け込ます感じで。やり過ぎには注意。
13.写真では分かりにくいですが、金色だけは皮の地のボツボツが所々表面に出ている所と出ていない所が有ります。
駄目押しをした羽根の先っぽは革の地が出ているので、溶けて染み込んだのではないかと思います。
右側の羽根はちょっとやり過ぎで伸びちゃいました。
と、こんな感じでやりました。
どれもショッカーマークの羽根が歪み気味です。まあ、遠目には分からないと思います。
いきなりペロっと剥がれないで、徐々に痛んでいけば、2号ライダーみたいになると思うのですけど。
・本題のサイクロンです。徐々に進みはじめました。
本日は、フェンダーレスの作成依頼とスポンサーシールの作成依頼をしました。
MORIWAKIの他にバイク屋と加工屋とシール屋のスポンサーシールを貼る予定です。
カウルを留める穴あけ時に歪まないようにセンタースタンドを借りてきました。
前側はシートのボルト位置に合わせて穴をあけました。
シート取り付け穴あけの下にはカラーを埋め込んでFRPで補強します。カラーは前20mm、後15mm。
カットして折り曲げました。もうちょっと長くても良かった。
テールランプ。純正のようにはまってる。さすがです。
カウルの固定穴を全てあけて、フィッティング確認。
ノーマルのミラーでもいいかな。なんかウサギみたいだが。
2009/05/31
シート周りはほぼ完了しました。
シートレールと遮熱版を耐熱の黒で塗ってもらいました。
隙間は裏からアルミ板を貼って塞ぎ、カウルと一緒に塗装予定。
テールランプのステーと、シート下のスペーサーも固定。
シートは座っても割れないようにFRPの5層貼り合わせで強化してくれました。
スペーサーは抜けないように刻みが入れたうえで、FRPで固定しているので簡単に抜け落ちません。さすが加工屋さんは違います。
最近知ったのですが、加工屋さんは昔ホンダのF−1のエンジンを組んでいたそうです。アイルトン・セナともお知り合い。
絶頂期のホンダF−1を支えていた人で凄いです。カウルの摺り合せ等細かい所に気を配るわけです。
2009/06/03
・ライト加工が始まりました。
まだ、仮加工です。
ちょっと鼻先部分が丸過ぎなので、少し尖る様に外周を整形してもらっています。
内張りは石膏で型を作っています。ライトの出っ張り方を考えるともう少し外側っぽいみたいです。
・ステッカーのサイズ確認。
立花レーシングマークは横幅10cmでいいみたい。
スポンサーのロゴとサイズをチェック。HIGUMAマークは横幅6cm。
・フェンダーレスとバッテリー用台座
フェンダーレスをワンオフで作ってもらいました。
新たな加工屋さん登場。市販のフェンダーレスは幅広でせっかくのチタンの色が見えなくなるので、お願いして作ってもらいました。
今日は時間が無かったので、明日磨いてくれるとの事でもっとピカピカになるでしょう。
同時にシート内にバッテリーが置けるよう、台座も作ってもらいました。
2009/06/05
・ライト加工2。左右の石膏が出来ました。
斜めから見て、深さを確認。
ライト出っ張り具合を確認。
ライトの青がカッコイイ。
・バッテリの位置とリアの穴
バッテリーを置いて、リアカウルに当たるか確認。
リアの穴塞ぎ用を考えてもらいましたが、塞ぐと熱が逃げなくなるので、開けたままでもいいかな。
ダクトから見るといい感じで抜ける。カウルの内側は黒くしてもらう事に。